福祉事業者の育成を手がける株式会社フクシのミカタ(本社:愛知県豊橋市、代表取締役:美甘祐司)が運営する「就労継続支援B型開業スクール(以下:スクール)」の参加者である小林諒平氏が札幌市豊平区で就労継続支援B型事業所のLEDをオープンしましたのでお知らせします。
この事業所では、障がいのある人の独立を支援するために、PCでのデザイン・アート作業、データ入力、マッサージ・ヨガ、商品の梱包・発送作業などの軽作業を通して、社会性を身につけてもらうことを目的として開設。2023年6月のオープンから1ヶ月で、早くも15名の利用者が集まるなど、順調なスタートを切りました。
接骨院経営者が美甘のエッセンスを取り入れた福祉事業所を開業
運営会社である合同会社SFIDA代表の小林氏は接骨院の経営者でもあります。一方、フクシのミカタ代表の美甘は接骨院業界で広く知られる存在で、小林氏とは以前から縁がありました。知り合いを通じてスクールの募集を知ったのが半年前。美甘独自の福祉事業へのアプローチと、業界への情熱に共感しスクールへの参加を決意しました。
美甘の理念は「持続可能な福祉ビジネスを全国に」ーーサステナブルな福祉事業を、全国に広めることが最大の目的です。小林氏は、自身が生まれ育った札幌で持続可能な就労Bを運営していくことで、地域の障がいのある人たちに福祉の恩恵を長く提供し続けることを目指しています。
LEDはこれから様々な福祉事業を展開し、地域貢献を目指します
就労Bに通う障がいのある人たちを対象にした福祉事業は数多くあります。LEDは今後、地域の障がい者に対して支援の幅を広げるため、就労Bの運営のみならず、就労移行・グループホーム・訪問看護・配食サービスなどといった事業を展開していくことを目指します。
LEDに通う障がい者はもとより、その家族や関係者から信頼され、そして地域の人びとからも愛される事業所となるようこれからも努めてまいります。
フクシのミカタが目指す「全国にサステナブルな福祉事業を」
ここ数年、日本全体の人口が減り続けている一方で、障がい者の人口は増え続けています。年々福祉事業のニーズは増していく中で、多くの事業所が経営難に陥っているのが現状です。これは、福祉事業の性格上、事業所に通う障がいのある人たちの生活支援が優先され、事業所の経営的な側面が軽視されがちなことが大きな原因になっています。
経営が成り立たなくては、長期的に見ると施設の利用者はもちろん、そこで働く従業員に対しても責任が果たせません。そのためフクシのミカタでは、福祉事業者を育成するためのスクールを開設。事業者が長く福祉に貢献していけるよう、持続可能なビジネスの重要性を伝え、経営力を向上させるためのトレーニングを実施しています。
私たちが目指すのは、福祉業界で働く人びとが社会的使命を果たしながら、経営的にも持続可能な事業を展開できるようにすることです。フクシのミカタは、あくまでも福祉を「ビジネス」として捉え、サステナブルな福祉ビジネスを全国に広めていきたいと考えています。
◾️LED事業所
運営会社:合同会社SFIDA
代表:代表取締役 小林諒平
事業所名:就労継続支援B型 LED事業所HP:https://led-sfida.com/